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マンションリノベ取り入れたい間取り
 3ポイントご紹介します! 


みなさんこんにちは。Divine 由紀子です。

 まだまだ男性中心の不動産業界、建築業界の中、女性として培ってきた長年の経験には自信があります。 某大手不動産会社に約3年勤務しその後独立。独学で建築の勉強をして、自然素材に特化した家創りを15年以上しております。手がけた注文住宅160件以上、そのうち約半数が土地から。リフォーム、リノベーションは数百件になります。設計事務所と工務店を経営しています。

今回は、マンションリノベーションをお考えの方向けに、是非間取りを考える上で取り入れていただきたい
3つのポイントをご紹介いたします。


目次
1、壊せる壁かどうか、把握してますか?
2、光と風を自由自在に取り入れましょう
3、ゾーニングをきちんと考えて、子供部屋の位置を決めてください

1、壊せる壁かどうか、把握してますか?
まず、マンションの場合、ほとんどがラーメン構造のRC造かと思います。その他壁式工法だったり、築年数が古いマンションだったりの場合、壊すことができない壁があったりします。まずはそこをきちんと把握するようにしてください。間取りを考える上で、本当に重要な要素になります。
よくお話しさせていただくのですが、マンションは本当に箱・空間を買うということ。内部に関してはリノベーションでいくらでも変更することが可能。既存の間取りにとらわれず自由な発想で間取りを検討することが重要です。もちろんお施主様ご自身で考えるには限界があるかと思います。
ですので、早い段階で良き相談相手となる、プロとして適切なアドバイス・提案をしてくれるプロの方との出会いが重要です。

2、光と風を自由自在に取り入れましょう
 1、でまず取れない壁を把握していただいたら、大体マンションは2方向にしか窓がありません。その光と風をどう取り入れるかが重要になってきます。玄関周りも暗くなりがちですね。玄関付近の部屋の一部を取り入れ玄関土間を広くとることは有効な間取りにつながりますので、是非1度は検討してみていただきたいです。
そして、2方向の窓からの風が通るようにできるかどうかもポイントです。玄関ドアに網戸をつけて開け放って置けるようにするのも有用です。

3、ゾーニングをきちんと考えて、子供部屋の位置を決めてください 
玄関から「ただいま!」と帰ってきたお子さんがさっと自分の部屋に入り、またまたさっと出かけてしまって、LDKにいたお母さんが気づかない、、、、なんて間取りにすることは極力避けていただきたいです。
もちろん子供たちにもプライバシーはあります。個室は必要になります。ですが、玄関横ではなくてもいいわけです。広くなくてもいいわけです。あくまでご夫婦が主役。
もちろん子育ての際、子育てしやすい間取りであることも重要ですが、その後子供部屋にもなり、お子さんが巣立った後も使える空間にしておくことが、無駄なスペースを作らなくて済みます。
とにかく、どうせなら、マンション全体を使い切っていただきたい。家事動線・生活動線もしっかり考えてくださいね。まずは寝室の隣に子供部屋っていうのもできれば避けたいですね。
家事動線・生活動線に関してはまた別の機会にまとめて参ります。

まとめ、
今回の3ポイント以外にまだまだお伝えしたいこともございますが、まずはこの3ポイントを取り入れて間取り作りをしてみていただければと思います。

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