Divine yukiko blog Written by yukiko sakurai

和室っているの?いらないの? 

建築

みなさんこんにちは、Divine由紀子です。

まだまだ男性中心の不動産業界、建築業界の中、女性として培ってきた長年の経験には自信があります。
某大手不動産会社に約3年勤務しその後独立。独学で建築の勉強をして、自然素材に特化した家創りを15年以上しております。手がけた注文住宅160件以上、そのうち約半数が土地から。
リフォーム、リノベーションは数百件になります。設計事務所と工務店を経営しています。

本日は、日本人には欠かせない和室。
ですが、自宅に和室っているの?いらないの?についてお話ししていきます。

目次
1、日本人と和室との関係
2、どんな用途に必要なのか?
3、あなたはどちら?

1、日本人と和室との関係 
正直、日本人は和室が好きですよね。畳に触れると、やっぱり安心するとおっしゃる方が多いのが実際です。元々が昔は着物を着る文化であり、和室、畳部屋が当たり前。ですが、今は着物ではなく洋服が日常づかいされているわけですから、随分和室との関係性も変わってきたかと思います。
お家を作る際、客間を畳に、要するに和室にする方は多いです。想定されているお客様が大抵ご両親だったりすると、畳部屋の方が落ち着ついてくれるのでは?とか実際にご両親様から畳がいいという意見をもらっているケースも多いですね。
きちんと客間がとれる家の大きさがあるのも稀であり、わざわざ客間を用意する方も減っているのが実際。
和室は不要論は強くなり、和室というよりも畳コーナーが欲しいという方が増えていますね。
日本人と和室との関係はもう少しカジュアルなものになってきたのかもしれません。

2、どんな用途に必要なのか?
 実際には、茶道や花道をやられる方、お着物をお召しになる方にとっては和室は欠かせないものです。
ですが、それ以外の方に関しては、どちらかというと、畳=ごろごろスペース という感覚が強いと思います。フローリングの上にごろごろすることにまだまだ抵抗感がある方は多いですが、実際にはゴロゴロしたい。赤ちゃんや小さい子をお昼寝させたり、、、と畳コーナーなどの要望は多いです。
用途がどんどん変わってるのかもしれません

3、あなたはどちら? 
では、あなたはどちらでしょうか?
畳でなくてもソファーがあればゴロゴロできるから和室も畳コーナーもいらない、フローリングが無垢だからそこにゴロゴロすることに抵抗ない方も増えているかと思います。
ご家族、ご自身の暮らし方で、畳の部屋があることで、なんだかキリッとする、だとか、やっぱり日本人には畳でしょう、と思うは是非畳のあるお家をお作りいただきたいです。
これは年齢にもよるのかも知れませんね。
私などは、最近茶道を始めたことから、自宅に和室・畳スペースがないので、もっと茶道の道を極めたら、リビングの一角に畳を加えたいなあと考えています。
少し先のことも見据えてご判断いただくことも必要かもしれませんね。

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