みなさんこんにちは。
Divine 由紀子です。
某大手不動産会社に約3年勤務しその後独立。
独学で建築の勉強をして、自然素材に特化した家創りを15年以上しております。
手がけた注文住宅160件以上、そのうち約半数が土地から。
設計事務所と工務店を経営しています。
まだまだ男性中心の不動産業界、建築業界の中、女性として培ってきた長年の経験
には自信があります。
人生最大の買い物とも言われる不動産
「絶対に失敗したくない！」というお気持ちいつもひしひしと感じています。
多くの方のその思いを受け止め、私の今までの経験をもとにお話ししてまいります。
目次
1、避けられません！不動産屋さんに接触するときの注意点とは
2、「私の理想の家、ここに建つのかな？」そこのイメージできますか？
3、みんなどうやって決断してるの？購入申込をするタイミングとは？
1、避けられません！必ず付き合うことになる不動産屋さん。接触するときの注意点とは
今の時代、インターネットで物件検索をみなさんなさいますね。
でも、最終的にはどこかの不動産屋さんとコンタクトを取り、物件を見せてもらったり
購入申し込みをして契約までする必要があります。
では、どんな不動産屋さんがいいの？
不動産屋さんとは極力接触したくない方がほとんどかと思います。
セールスをどんどんかけられうんざり、なんて経験した方も多いので
事前にそんな話を聞くとなおさらビビりますね。
正直、大手かどうか不動産屋さんの会社の規模は関係ないです。
何が大事って、誰が担当になるか、人ですね、人。
ですので、担当営業の人となりをご確認ください。
信頼できる人かどうか？
調子のいいことばかり言っていないか？
ちゃんと調べて回答してしてくれるか？
そう言ってもいい物件であれば、そこは目をつぶってお付き合いすることもあるかもしれません。
ですので、担当営業と相性が合わなかったとしても、土地探しを断念することのないように。
2、「私の理想の家、ここに建つのかな？」そこのイメージできますか？
いいかな？という土地に出会った際、ご自分が住みたお家がそこに建つイメージできますか？
更地でのイメージ力も必要ですが、古屋が建っていたりするとそのイメージに引っ張られてしまう方もお多いと思います。一旦目の前の建物は頭から消去して、ご自分のイメージするお家をその土地にのせてみていただきたいです。
私が実際に土地をご案内する際には、道路づけや日当たり具合もチェックしながら、こんなふうに建てれますね、という風に建築もやっているからこその話をします。
そうすると、お客様もイメージが持ちやすいですね。
不動産探しの前に、どこで建物を建てるか、ハウスメーカーなのか、地元の工務店なのか、設計事務所に依頼するのかも調べて絞り込んでおく必要があります。
その担当者にも土地を見てもらい、どんな建物が建つかをチェックしてもらうのがベスト。
広い土地であれば心配は少ないですが、首都圏の狭小地ですと、建物をどこに依頼するかは生命線とも言えます。経験値、設計力でかなりの差が出ます。
そこも抜かり無く事前に準備することをお勧めします。
3、みんなどうやって決断してるの？購入申込をするタイミングとは？
土地探し（土地に限らず不動産探し全般）は、数が勝負！とお思いの方いませんか？
まずは、住みたいエリアを決めそこの相場を把握することは大事です。
ですが、物件を見て回ってはや数年、、、、なんて方もいらっしゃるんです。
そんな方にお会いすると、私の側からすると、「もったいないなあ、早く決断していれば快適なお家で
さらに幸せに暮らしていただろうに、、、」と考えてしまいます。
現在のお住まいがそこまで不自由ではない場合陥りやすい時間の無駄（少し強い表現で失礼致します）
どうしてそうなるのか、、、
完璧を求めすぎなのではないかと思います。
特に土地探しをされるということは、注文住宅を建てるということですよね。
であれば、建物の方で土地のデメリット部分、リカバーできたりするんです。
そういう物件の実例を事前に見ておいたりすると、土地の決断も早くできると思います。
もちろん、ちゃんと設計してくれるメーカー、ビルダー等にお願いすることが前提です。
それと、大きな買い物であるのは事実ですが、一生そこに住まなければならない！という訳では
ないですよね。いろいろなご事情で売却、お住み替えを必要とする場合も出てきます。
人生何が起きるか分かりません。先の先まで考えていては身動きが取れません。
「今」という時間を大切にしてほしい。
特に子育て世代の方は、子どもたちの成長は、あっという間。
その大事な時に、素敵なお家で子育てして時間を過ごす、、、何ものにも変え難い貴重な体験です。
ですので、よし！と決断をしていただきたいです。
70点以上つくなら全然問題なし。
大きな一歩を踏み出してみてください。
もちろん、どんな土地を選ぶか、についてはまた次回ご紹介いたします。
それと、その前にお金のこと押さえておいてください。
最初の資金計画、本当に大事です。これも書かせていただきますので乞うご期待です。