旗竿地はやめるべき?
メリットデメリット紹介します
みなさんこんにちは。Divine 由紀子です。
まだまだ男性中心の不動産業界、建築業界の中、女性として培ってきた長年の経験には自信があります。
某大手不動産会社に約3年勤務しその後独立。独学で建築の勉強をして、自然素材に特化した家創りを15年以上しております。手がけた注文住宅160件以上、そのうち約半数が土地から。リフォーム、リノベーションは数百件になります。設計事務所と工務店を経営しています。
土地の形状はそれぞれ。整形地ばかりではございません。価格的にも狙い目な旗竿地のメリットデメリットをご紹介していきます。
目次 1、旗竿地って何?
2、メリット、デメリットとは?
3、事例紹介
1、旗竿地って何?
旗竿地というのは、道路に面している敷地の間口が2m〜3.5m程度で、細い通路が続きその奥に建物が建てられる敷地が広がっている形の土地を言います。ざっくりとですが。まさに旗の形をしているということです。
2、メリット、デメリットとは?
まず、メリットとしては、
①道路に面している部分が少ないので、いろいろな人が通る道路からの目線等を気にしなくてよくて、
プライバシーが保たれる。
②整形地でも駐車スペースを取ることになるので、敷地の大きさによっては建物が矩形にはならないことも
多いですが、旗竿地の場合、竿の部分を駐車場にできるので、建物を矩形に作りやすい
③市場価格よりも割安な価格で購入ができる。
では、デメリットは?
①建物の周囲が隣地の建物に囲まれる
②①に関係しますが、日照条件が悪くなりがち。
③素敵なお家を建てたのに、チラッとしか道路から見えない
ざっと、こんな感じでしょうか。
3、事例紹介
今までもちろん旗竿地に建築をしてまいりました。正直、敷地のデメリットは設計をしっかりした注文住宅で建てれば、それほど気にはならないということなんです。
周囲の環境、敷地の大きさ次第ですが、1階LDKにもできますし、2階LDKにした方がいい場合もあります。
写真の方、お楽しみください。


