畳はフラット?小上がりがいい?
みなさんこんにちは。
Divine 由紀子です。
まだまだ男性中心の不動産業界、建築業界の中、
女性として培ってきた長年の経験には自信があります。
某大手不動産会社に約3年勤務しその後独立。独学で建築の勉強をして、自然素材に特化した家創りを15年以上しております。手がけた注文住宅160件以上、そのうち約半数が土地から。リフォーム、リノベーションは数百件になります。設計事務所と工務店を経営しています。
今日は、やっぱり日本人だからごろっとなれる畳が欲しい。でも床とフラットがいいか、小上がりになっていた方がいいか、お選びになる際のポイントをお話ししてまいりたいと思います。
目次
1、まず畳の素材としておすすめは?
2、フラット、小上がりのそれぞれのメリット・デメリット
3、施工事例紹介
1、まず畳の素材としておすすめは?
畳はい草と床(トコ)で構成されています。
大半のい草は中国産の農薬漬け。畳の素材をきちんと選ばないと、敏感な子供たちはシックハウス症候群になりかねないんです。い草は最高でも減農薬栽培が精一杯と聞いています。国産でいいモノがございますから、わざわざ健康を害しかねない中国産を使うことはございません。床については、昔ながらの藁床もいいですが、重たくてこれも管理が大変。
防虫にもなる炭化コルクを床に使用している製品もございますのでおススメです。
2、フラット、小上がりのそれぞれのメリット・デメリット
では、それぞれのメリット・デメリットをお話ししてまいりたいと思います。
<フラットの場合>
メリット
・バリアフリーでつまずく心配がない
・空間が広く感じられる
・建具で仕切ったとしても、開け放てばリビング等と続き間として使用できるようにも設計できる
デメリット
・空間のメリハリがつきにくい
・ごろっとなった時に、リビングダイニングの足元が目線に入る
<小上がりの場合>
メリット
・上がった部分を収納に使える
・空間のメリハリができる
・ちょっと腰掛けられる
・ダイニングの方と目線の高さが一緒
デメリット
・空間に分断感が出る
・年齢を重ねた際上がれるか心配
・天井が低くなる
3、施工事例紹介



