Divine yukiko blog Written by yukiko sakurai

ウィンドウトリートメントの選び方<前編> 

インテリア

みなさんこんにちは。Divine 由紀子です。

まだまだ男性中心の不動産業界、建築業界の中、女性として培ってきた長年の経験には自信があります。
某大手不動産会社に約3年勤務しその後独立。独学で建築の勉強をして、自然素材に特化した家創りを15年以上しております。手がけた注文住宅160件以上、そのうち約半数が土地から。リフォーム、リノベーションは数百件になります。設計事務所と工務店を経営しています。

本日は、お家の最後に必ず必要になるウインドウトリートメントについてお話ししていきます。
予算をはじめにある程度確保しておかないとなかなか思い通りの形にならないという落とし穴があるのでご注意ください。

目次
1、ウィンドウトリートメントの種類
2、ブラインドについて
3、ロールスクリーンについて 
(後半ではカーテン・シェードについてお話ししていきます。)

1、ウィンドウトリートメントの種類 
ざっとですが、
①ブラインド
②ロールスクリーン
③カーテン
④シェード が大きくあります。

2、ブラインドについて


ブラインドもいろいろな種類があります。
素材で言うと、
  ①木製
  ②アルミ製
  ③紙製・布製がございます。

形でいうと、
   A、縦型ブラインド(バーチカルブラインド)
   B、横型ブラインド(ベネシャンブラインド)  があります。
Bの横型ブラインドが一般的ですね。
その中で前述の③の素材のもので、プリーツスクリーンというものがございます。
朝日や夕日の日射が厳しい場合、Aの縦型ブラインドが有効かもしれません。ガラス張りのお部屋をたまに締め切りたい時にも縦型は使われたりします。
南側の日を遮ったり、朝日夕日も場所によっては、Bの横型は有効です。スラットと言われる羽根の向きを変えることで日差しをコントロールすることができます。
窓周りの断熱性能を高めたい場合は、プリーツスクリーンのハニカム構造のものがおすすめです。プリーツスクリーンの中には、上部を開けることができるタイプもあり、下の方の景色はカットして、空だけを見せたい場合には、おすすめしたりします。
ブラインドの欠点としては、完全遮光にすることは難しいという点ですね。ただ、大幅にはカットできますので、そこまで暗くする必要がない方、朝ちょっとは明るい方がいい方にはおすすめです。
素材的には木製がおすすめ。あまりスラットが細いものですとイージーオーダーっぽくなってしまうので、ちょっと太めがおすすめです。上の溜まりも少なくてすみますので、鬱陶しさが減ります。
アルミ製のブラインドを使用するとしたら、中庭があったりする浴室の窓くらいでしょうか?

3、ロールスクリーン 


正直化学物質なのであまり弊社ではご提案することが少ないのですが、便利なものであるのは確かです。
要注意なのは連続で取り付ける場合、メカとメアがぶつかる関係で間に隙間が開きます。そこを理解していないと、全然明かり漏れるじゃん!みたいなことになりますので要注意です。

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